スマートフォンでワイヤレスイヤホンを選ぶ際、高級な上位モデル(Pixel Buds Proなど)と低価格なサードパーティ製モデルのどちらを選ぶべきか検討される方は多いでしょう。
結論から言うと、「Google Pixelスマホと併用し、長時間の装着感や日常的な使い勝手を重視する」という用途であれば、2万円前後で購入できる「Pixel Buds 2a」は非常にバランスの良い選択肢となります。
今回は、私が「Pixel 10a」の購入と同時に手に入れた本機について、普段のAudibleでの読書や日常利用を通じた「個人的な率直な感想」と、購入前に知っておくべき注意点を客観的にレビューします。さすがPixelスマホに最適化されているだけあって、相性は抜群だと感じています。
私は普段、主に「Audible」を使って小説などの速聴読書をしています。これまではシーンに応じて、JVC製のカナル型イヤホンとカフ型イヤホンを使い分けていました。それぞれのイヤホンには以下のような一長一短があったからです。
しかし、Pixel Buds 2aの登場によって、この使い分けの必要がなくなりました。両方の不満を見事に解消してくれたのです。
カナル型でありながら耳への差し込みが浅いため疲れにくく、出っ張りを耳のひだに固定する構造のおかげで外れにくくなっています。片耳で約4.7gと軽量なため、耳への負担はかなり少ないです(さすがにカフ型の軽快さには及びませんが、長時間の使用でも十分に快適です)。
上位モデルと比較しても優秀だと感じるのが、ノイズキャンセリング機能と外部音取り込み機能です。
完全な無音状態とまではいきませんが、日常の雑音をカットするには十分に高性能です。外部の音を適度に取り込みながら聴く再生音にも大満足しています。
音楽の再生については、私はあまり聴かないので音質を深く語ることはできませんが、個人的には「悪くないな」と感じています。音質が気になる方は、アプリのイコライザー機能で好みに調整することも可能です。
購入時に迷いやすい他モデルとの比較をまとめました。
| 比較項目 | 格安サードパーティ製 | Pixel Buds Pro 2(上位機) | Pixel Buds 2a(本機) |
| 価格帯 | 3,000〜6,000円前後 | 30,000円前後 | 2万円前後 |
| 接続安定性 | 端末により途切れやすい | 非常に高い(Google純正) | 非常に高い(Google純正) |
| 装着感・重量 | 形状によりバラつきあり | やや重め・高機能 | 片耳約4.7g(浅型フィット) |
| ノイキャン / 外部音 | 簡易的または無し | 強力なANC搭載 | 有能なANC・外部音取り込み |
基本性能が同価格帯(2万円前後)の他社製イヤホンと比較しても高く、Pixelユーザーであれば満足度は高いはずです。
実際に使ってみてわかった、操作面や利用環境における重要な注意点が2つあります。
イヤホン本体へのタッチで再生・一時停止などの簡単な操作はできますが、音量調整のタッチ操作には非対応です。
ただし、GoogleのAIアシスタント「Gemini」へ「音量を下げて」などと音声指示を出せば操作は可能です(その際、再生は一時中断します)。
iPhoneユーザーが単体で購入する場合は注意が必要です。
現在、iOS向けの設定アプリが提供されていないため、詳細な設定変更やファームウェアの更新ができません。購入時のデフォルトの状態でのみ使用することになります。
そのため、iPhone単体での使用はおすすめしません。私のように「Android端末(Pixelなど)と併用する形」であれば、設定やアップデートを行えるため、普通に活躍してくれます。
Pixel Buds 2aは、以下のニーズを持つ方にはコストパフォーマンスと満足度が高い選択肢となります。
iPhoneメインの方や、強力な静寂(最強クラスのノイキャン)を求める方には不向きですが、日常の使い勝手と価格のバランスを重視するなら、非常に手堅く優秀な製品と言えます。